シャペロンルージュのいろは飴。

「人生はサァカス!」キモノとヴァイオリンを愛するシャンソニエの喜怒哀楽記。

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まじょのて。

時間もないので、ばびゅんっと行きます。

壮大なようでいて、そこはかとなく脆弱な物語、
その名も・・・

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「穀物砂丘より愛を込めて。」・・・ねっ、下らないでしょー?

要は、小麦粉のたぐいが、
数々の苦悩の末にイーストと出逢い、

揉まれ、
踏みしだかれ、、

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なんだかんだでこのような姿となり、

主人公(小麦粉のたぐい)は、発酵という名の眠りに陥れられてしまう。

薄れゆく意識の中、主人公は思う。

「このままでは、一体自分が何なのか分からないではないか!
くっ・・・ゆるキャラにもなれやしない。
せめてもっとKawaii姿に・・・!こう足がシュッとして腰はキュッとして目は、鼻は・・・」

そんな切なる願いが届いたのか、
気を失った彼のもと、麺棒を持ったカゴメ魔女が現る。

しかし、運命とは非情なもので、
彼女は決して腕の良い魔女ではなかった。

彼の希望とはうらはらに、
彼の姿は、ロールパンともクロワッサンともつかぬ、

そう、非常に残念な姿へと変えられてしまったのであった。

目覚める主人公、
自らのアイデンティティーを見失い、運命に嘆き、むせび泣く日々。

だが、そこまではまだ良かった。
それでも、彼の周囲は穏やかだった。次なる最後の試練に比べれば・・・!

ある日、泣き疲れた彼が目覚めると、
彼は何だか、地面が非常に硬く、黒いことに気付いた。

が、時すでに遅し。

最後の試練とはなんと、
灼熱の窯でじりじりと焼かれること。

彼が感じた硬さ、そして地面の黒さ、

それは当に、オーブンの天板にほかならなかったのだった。
ああ、彼の運命や如何に・・・!

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****

今、その灼熱の天板を手に、
うっすらと笑みを浮かべる一人の魔女がいる。

それはあの、彼のアイデンティティーを損なわせた、
腕の悪いカゴメ魔女だった。

彼は、姿を変えられた時に初めて、
カゴメ魔女の存在を知ったのであるが、

実は最初から、そう、計量の段階から、
彼女の手に踊らされていたとは、もう知る由もあるまい。

彼女は最後にこう言った。

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「これは明日の晩ゴハン分です。」

ああ、人類の食にまつわる叡智よ、永遠なれー。

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管理人

【KagoVio.】代表 カゴメ。

Author:【KagoVio.】代表 カゴメ。

「シャンソン・・・それは一編の短いドラマ。」をモットーに掲げる、

ヴァイオリン使いの純国産・オリジナルシャンソニエール。

他には無い、メイドインジャパンのシャンソン道を切り拓くべく、
日々、孤軍奮闘中。

作詞・作曲、プログラミングまでをこなし、
オリジナルシャンソンを世に放つ独りきりプロジェクト【KagoVio.】代表。

毎年11月に主催している新感覚の独壇場シャンソンショー
「ジャポニカ・シャンソン倶楽部」(JCC JPN)は、

必見の価値アリ。

カゴメのもう一つの顔、「篭目画伯 」ほか、
着付け教室「Kagome堂.」の動向も気になるところ。

Instagram ID : kagome_da_monne

New Release!

20161119000216f41.jpg

KagoVio.渾身のmini aibum 「JAPONICA CHANSON.」リリース!
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5曲入り ¥3024(Tax in)

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